中村功の仕事

 私の専門は、電話・ポケットベル・携帯電話・PHSなどの通信メディアの社会的役割 を社会心理学的に研究することです。研究は大きく2つに分かれます。一つは日常生 活における通信メディアの役割で、もう一つは災害時の通信メディアの役割です。
瓦木小学校にて21/01/95
(←阪神大震災・避難所の特設公衆電話−西宮市瓦木小学校にて 21/01/95
 方法としては、マスメディアの効果研究を手がかりにしながら、アンケート調査や インタビュー調査を行っています。これまで書いた著書、論文には次のようなものがあります。




著書(単著)
(1)中村功『災害情報と避難』、晃洋書房、2021年, 出版情報

著書(共著)
(1)『メディアと情報のマトリックス』弘文堂、1995年、田村穣生・鶴木眞編
    「携帯情報メディアの発達」
(2)『変わるメディアと社会生活』ミネルヴァ書房,1996年、児島和人・橋元良明編
    「日常生活における情報化の影」共著、
(3)『情報行動と地域情報システム』東京大学出版会、1996年、東京大学社会情報研究所編
    「電子メディアのパーソナル化−その過程と利用変化の特質」
(4)『日本人の情報行動1995』東京大学出版会、1997年、東京大学社会情報研究所編
    「メディア別にみた情報行動」 「急変する通信メディア」
(5)『情報生活とメディア』北樹出版、1997年、水野博介・中村功・是永論・清原慶子著
    「生活状況と通信メディアの利用」
(6) 『メディア用語を学ぶ人のために』世界思想社、山口功二、渡辺武達編 (分担執筆)1999年
    「携帯電話の文化」「携帯電話の技術」p256,p187
(7)『情報通信と社会心理』廣井脩、船津衛編、北樹出版,2000年
    「情報通信とは」pp.13-25 「電話と人間関係」pp.45-70
(8)『情報行動の社会心理学』川上善郎編 北大路書房 2001年
     「携帯電話と変容するネットワーク」pp76-87
(9)『日本人の情報行動2000』東京大学社会情報研究所編,東京大学出版会,2001年
     「通信メディア」「携帯携帯メールの人間関係」pp126-139,pp285-303
(10)「安否伝達と情報化の進展」廣井脩・船津衛編『災害情報の社会心理』北樹出版、2004年
(11)橋元良明編『講座社会言語科学』第2巻メディア「携帯メールのコミュニケーション内容と若者の孤独恐怖」、2005年、ひつじ書房
(12)藤竹暁編著『図説日本のマスメディア』「インターネット・携帯電話」日本放送出版協会2005年
(13)『リーディングス日本の教育と社会』〈第10巻〉「携帯メールと孤独」2007年
(14)『緊急地震速報』「メディア特性をふまえた緊急地震速報のあり方」東京法令出版2007年
(15)『災害社会学入門』「災害情報とメディア」弘文堂2007年
(16)田中淳・吉井博明編『災害危機管理論入門』「避難と情報」弘文堂2008年
(17)田中淳・吉井博明編『災害情報論入門』「災害情報の課題と領域」「災害情報の伝達と受容」
「災害情報メディアのマッピング」「警報・避難勧告の受容」「安否情報」 弘文堂2008年
(18)『松山大学千石好郎教授退職記念論文集』「防災体制のありかたについての一考察 -イタリア・ラクイラ地震 を発端に-」松山大学 2009年
(19)『災害情報学辞典』日本災害情報学会編「プレビュー;マスコミ」「解説:報道機関の役割」「報道被害」「災害対策基本法」「プレビュー:緊急時対応」「避難意思決定モデル」「通信災害」朝倉書店, 2016
(20) 中村功, 2025, 多様化する防災通信メディアと携帯依存, 関谷直也・秦康範・小林秀行編, シリーズ災害と情報, ,第2巻, 災害とコミュニケーション, 監修小林秀行・田中淳, 朝倉書店

論文
(1)「天皇報道の内容分析」(共著)東洋大学社会学部紀要27-1 90年3月 pp1-200
(2)「新聞報道における「地震・噴火予知」の評価に関する内容分析」(共著)東京大学新聞研究所報告書『1989年伊東沖海底噴火と災害情報の伝達』91年3月 pp47-68.3
(3)「電話の社会的機能−情緒的欲求充足と人間関係維持機能を中心に−」修士論文91年3月
(4)「雲仙岳噴火と住民の電話行動」『月刊消防』92年2月 pp97-107
(5)「対人ネットワークの様態と電話利用」文部省重点領域研究「情報化社会と人間」研究成果報告書『情報化と情報行動』92年3月 pp12-14
(6)「平成3年台風19号にみる情報化社会の脆弱性」(共著)文部省重点領域研究「情報化社会と人間」研究成果報告書『情報化と情報行動』92年3月 pp60-71
(7)「電話の日常化と現代の人間関係」『情報通信学会誌』92年5月
(8)「1991年台風19号と災害情報の伝達」『東京大学社会情報研究所調査研究紀要』1号(共著)1992年 pp34-103
(9)「台風19号と住民の対応−その3−」(共著)『月刊消防』92年
(10)「東京都民情報行動の実態」(共著)東京大学社会情報研究所調査研究紀要2,1992
(11)「視聴者の態度と行動の因子分析」 サーベイリサーチセンター報告書『連続テレビ小説「君の名は」の総合的研究』PP168-182.1992.12.
(12)「双方向メディアとしての電話の普及要因」『情報通信学会誌』40号1993.8.25.
(13)「企業における電子メイルシステムの実態」共著『東京大学社会情報研究所調査研究紀要』3号1993.12.25.pp1-70.
(14)「高度情報化社会と紙ゴミ問題」共著『東京大学社会情報研究所調査研究紀要』3号 1993.12.25.pp149-180.
(15)『1993年北海道南西沖地震における住民の対応と災害情報の伝達』共著東京大学社会情報研究所報告書1994.1.17.
(16)「携帯端末の現状と課題」『情報通信学会誌』43号 1994年5.25.pp35-40.
(17)「東京都民情報行動の変化と実態−1991年/1993年パネル調査結果を中心に−」共著  『東京大学社会調査研究所 調査研究紀要』4号1994.11.pp1-178.
(18)「情報伝達」共著『震害シリーズ3 北海道南西沖地震震害調査報告書』日本土木学会 1997
(19)「電話の家庭への普及と利用変化」『平成5年度情報通信学会年報』1995.3,pp62-77
(20) 「兵庫県南部地震時の携帯電話の役割と問題点」共著(筆頭著者は中村)『1995年阪神・淡路大震災調査報告−1−』東京大学社会情報研究所 1996
(21) 「携帯電話の「利用と満足」−その構造と状況依存性−」『マス・コミュニケーション研究』48号 1996
(22)「携帯メディアの発達とその社会的影響」『IRC調査月報』7月号 1996
(23)「「災害と情報−阪神・淡路大震災から学ぶもの」『松山大学地域研究ジャーナル』第8号1996
(24) 「初期PHS採用者の利用実態」(共著)『情報通信学会誌』第52号1996.9.
(25) 「若者の人間関係とポケットベル利用」『日本社会心理学会第37回大会発表論文集』1996
(26) 「移動体通信メディアが若者の人間関係および生活行動に与える影響−ポケットベルPHS利用に関するパネル調査の試み」『平成8年度情報通信学会年報』1997
(27) 「携帯電話と119番通報」共著(筆頭著者は中村)『東京大学社会情報研究所調査紀要』9号、1997.3.pp.87-104
(28) 「通信メディア利用と社会的ネットワーク」『松山大学論集』9巻2号、1997.6.
(29) 「災害時の安否情報とメディアミックス」共著(筆頭著者は中村)『東京大学社会情報研究所調査研究紀要』10号 東京大学社会情報研究所 1997.12
(30) 「地下街・高層ビル・ターミナル等の過密空間における地震不安意識」共著『東京大学社会情報研究所調査研究紀要』11号 東京大学社会情報研究所 1998.3
(31) 「平成9年鹿児島県出水市針原川土石流災害における住民の対応と災害情報の伝達」共著『東京大学社会情報研究所調査研究紀要』11号 東京大学社会情報研究所 1998.3
(32) 共著 平成9年度科学研究費補助金 重点領域研究(2)成果報告書『都市直下地震発生時のメディア環境と情報行動に関する研究−阪神淡路大震災における生活情報へのニーズと流通の実態』1998.3
(33) 「テレビが視聴者の現実認識に与える影響−ワイドショー等、番組別の培養分析」『松山大学論集』10巻3号、1998年
(34) 「地域社会の変容と地域放送−松山市のマイク放送をめぐって−」共著『松山大学論集』10巻4号、1998年
(35) 「高度ネットワーク社会の脆弱性−大阪NTT専用線事故(1998年10月28日)の社会的影響に関する調査研究」共著『東京大学社会情報研究所調査研究紀要』13号1999.3.
(36) 「電子ネットワーク時代における情報通信マナーに関する調査研究」共著、マルチメディア振興センター報告書、1999.3.
(37)「テレビにおける暴力ーその実態と培養効果」『マス・コミュニケーション研究』55号、pp.186-201,1999
(38)「携帯電話を中心とする通信メディア利用に関する調査研究」(共著) 5.携帯電話PHS利用の影響 8.2通信メディア利用と人間関係『東京大学社会情報研究所調査研究紀要』14号、2000pp.83-192
(39)「1999年福岡水害と災害情報の伝達」(共著)『災害の研究』Vol.31,2000,pp.109-126
(40)「「携帯電話・PHSをめぐる人間関係」『インターネット、携帯電話・PHSの高度利用に関する調査研究』マルチメディア振興センター報告書 2000年7月
(41)「携帯電話を利用した若者の言語行動と仲間意識」『日本語学』2000年10月号pp34-43
(42) 「東海村臨界事故における災害情報の伝達と問題点『松山大学論集』12巻4号、2000年,pp107-118
(43)「流行と口コミと電話」藤竹暁編「現代のエスプリ」別冊特集『流行…ファッション』2000年pp199-209
(44)「携帯電話の普及過程と社会的意味」川浦康至、松田美佐編『現代のエスプリ』405号 携帯電話と社会生活、2001.4.pp.46-57
(45)「携帯電話・PHSの利用実態2000」 (共著)『東京大学社会情報研究所調査研究紀要』15号2001年、pp145-236,pp237-406
(46)「1999年JCO臨界事故と住民の反応」(大容量24M)(共著)『東京大学社会情報研究所調査研究紀要』14号2001年、pp237-406
(47)「「都市水害における住民心理と情報伝達」 (廣井脩、中森広道、森岡千穂、松尾一郎と共著)『東京大学社会情報研究所調査研究紀要』16号 1-93 
(48)「2001年芸予地震における情報通信の問題点」 『松山大学論集』13巻2,pp号63-86
(49)「現代の流言−「携帯ワンギリ広告」の例−」『松山大学論集』13-5 2001.12 ,pp295-333
(50)「学生の電話・社会人の電話−電話利用の状況依存性−」『日本語学』2002年3月号,pp28-35
(51)「携帯メールと孤独」『松山大学論集』14巻6号、2003.2、pp85-99
(52)災害とブロードバンド−その可能性と問題点『日本災害情報学会 第五回研究発表大会予稿集』2003年、pp27-32
(53)「2001年芸予地震における住民の対応と災害情報の伝達」廣井脩、田中淳、中村功、中森広道、宇田川真之、関谷直也『東京大学社会情報研究所 調査研究紀要』18号、195-278、2002年単純集計
(54)
「2000年東海豪雨水害における災害情報の伝達と住民の対応」廣井脩、市澤成介、村中明、桜井美奈子、松尾一郎、柏木才介、花原英徳、中森広道、中村功、関谷直也、宇田川真之、田中淳、辻本篤、『東京大学社会情報研究所 調査研究紀要』19号、1-229、2003年
(55)「富士火山と住民意識」中村功、中森広道、廣井脩『東京大学社会情報研究所 調査研究紀要』20号、153-204、2003年
(56)「自治体における火山防災対策の現状−2003年火山周辺自治体アンケート調査から−」,月刊地球,号外48,193-198,福田充・中村功・廣井脩2004年
(57)「ハザードマップを解剖する」月刊地球,号外48,186-192,中村功、廣井脩、2004年
(58)『2003年5月宮城県沖地震等における住民の行動に関する調査』田中淳、中村功、宇田川真之、中森広道、関谷直也、馬越直子、廣井脩『東京大学社会情報研究所 調査研究紀要』21号、1-138、2004年
(59)『2003年7月宮城県北部を震源とする地震における住民の対応と災害情報の伝達』中村功、中村信郎、中森広道、廣井脩『東京大学社会情報研究所 調査研究紀要』21号、139-198,2004年
(60)「火山防災情報と住民意識−2003年御殿場・富士吉田住民アンケート調査より−」中村功・中森広道・廣井脩,『月刊地球』号外48,169-174,2004年
(61)『2003年十勝沖地震の避難行動調査報告書』文部科学省報告書吉井博明、田中淳、中村功、中森広道、2004年
(62)『自治体における津波防災対策の現状』 廣井脩、中村功、中森広道、福田充『東京大学社会情報学環 情報学研究 調査報告編』22号、283-339,2005年
(63)『2003年7月水俣市土石流災害における災害情報の伝達と住民の対応』 池谷浩、国友優、中森広道、関谷直也、中村功、宇田川真之、廣井脩,117-240『東京大学社会情報学環 情報学研究 調査報告編』22号、2005年
(64)『自治体における火山噴火対策の現状―富士山噴火対策研究:火山情報と避難体制の調査研究 その4―』 中村功、福田充、廣井脩、『東京大学社会情報学環 情報学研究 調査報告編』22号、241-282,2005年
(65)『2003年十勝沖地震における津波避難行動―住民聞き取り調査を中心に−』 廣井脩、中村功、福田充、中森広道、関谷直也、三上俊治、松尾一郎、宇田川真之、『東京大学社会情報学環 情報学研究 調査報告編』23号、1-162,2005年
(66)『2004年7月新潟・福島豪雨水害における住民行動と災害情報の伝達』 廣井脩、中村功、田中淳、福田充、中森広道、関谷直也、森岡千穂『東京大学社会情報学環 情報学研究 調査報告編』23号、163-287,2005年
(67)NTTドコモモバイル社会研究所報告書『災害時における携帯メディアの問題点』 中村功、廣井脩、三上俊治、田中淳、中森広道、福田充、関谷直也、2005年
(68)「災害医療における情報システムの現状と課題」中村功、森康俊、福田充 災害情報学会誌 『災害情報』72〜82頁4号2006年3月
(69)「災害と携帯電話」『電気通信設備学会誌』256〜259頁2006年4月
(70)「地震時のおける防災機関の対応の実態と問題点」『災害情報調査研究レポート1』2005年3月1日
(71)「新潟中越地震と情報伝達の問題」『災害情報調査研究レポート1』2005年3月1日
(72)「新潟中越地震に関する住民アンケート調査」『災害情報調査研究レポート1』2005年3月1日
(73)「災害用伝言サービスの活用-中越地震災害用伝言サービス利用者インタビュー-」『災害情報調査研究レポート2』2005年3月1日
(74)「2004年台風23号豊岡市豪雨災害における災害情報の伝達と住民の対応」 災害情報調査研究レポート3, 2007年3月,1-83.
(75)「2005年3月福岡県西方沖地震における災害情報の伝達と住民の対応」災害情報調査研究レポート3, 2007年3月
(76)「2005年7月千葉県北西部地震と災害通信の問題」災害情報調査研究レポート3, 2006年3月
(77) 「災害医療システムにおける通信の役割」災害情報調査研究レポート4, 2006年3月
(78) 「災害医療と通信メディア」災害情報調査研究レポート4, 2006年3月
(79)「災害時における安否確認等情報通信の利用実態」災害情報調査研究レポート5, 2006年3月
(80)「社会から見た「原子力のリスクコミュニケーション」災害情報調査研究レポート6, 2007年3月
(81)「2005台風14号豪雨災害における災害情報の伝達と住民の対応」 災害情報調査研究レポート8, 2007年3月
(82)「地震の長期評価と住民の反応-地震調査推進本部の活動に関するアンケート調査から-」 災害情報調査研究レポート9, 2007年3月
(83)「原子力関係者から見た「原子力のリスクコミュニケーション」災害情報調査研究レポート10, 2007年3月
(84)「緊急地震速報の各種伝達パタンに対する一般利用者の評価-メディア利用実験および映像視聴実験の結果から-」災害情報学会誌, 『災害情報』5号, 2007年3月
(85「2006年7月豪雨災害における災害情報の伝達と住民の対応」災害情報調査研究レポート12 2007年3月, 1-164
(86)「原子力のリスクコミュニケーションに係わる意識の比較整理」災害情報調査研究レポート13 2008年3月
(87)「2007年能登半島地震における災害情報の伝達と住民の対応」 災害情報調査研究レポート 14,  2009年1月, 57〜120
(88)「2007年中越沖地震における災害情報の伝達と住民の対応」 災害情報調査研究レポート 14,  2009年1月, 121〜181
(89)「2006年及び2007年にオホーツク海沿岸地域に出された津波警報の伝達と住民の対応」 災害情報調査研究レポート 14  2009年1月 1〜57
(90)「2008年中国四川大地震と携帯電話」(単集) 災害情報調査研究レポート 15  2008年12月 1〜57
(91)「2008年岩手・宮城内陸地震における情報伝達と住民の対応」 災害情報調査研究レポート,15,2008年12月,114〜149
(92)「水害と情報」『消防研修』85号, 消防大学校, 2009年3月, 57〜74
(93)「原子力と日本人の安全観」『日本原子力学会誌「アトモス」』vol.51, 日本原子力学会, 2009年6月,473〜478
(94)「2009年8月9日豪雨災害(兵庫県佐用水害)における住民の対応に関する調査研究」田中 淳. 市澤 成介. 宮川 勇二 .中村 功 他 東京大学大学院情報学環情報学研究. 調査研究編 (27) 2011  49〜99
(95)「防災体制のありかたについての一考察 -イタリア・ラクイラ地震 を発端に-」『松山大学千石好郎退職記念論文集』,松山大学,2009年1
(96)「インターネット利用に伴う被害と不安」橋元 良明. 中村 功. 関谷 直也 他 東京大学大学院情報学環 情報学研究. 調査研究編 (26), 27-80, 2010 東京大学大学院情報学環
(97)「ネット上の不安に関する質問紙調査におけるCGM利用の有無による差異について(セキュリティと倫理,一般)」山本 太郎. 千葉 直子. 間形 文彦. 中村 功 他. 電子情報通信学会技術研究報告 : 信学技報 110(231) 2010.10.15 25〜30
(98)「インターネット利用の不安をめぐる10 カ国比較調査」橋元良明、中村功、関谷直也、小笠原盛浩、山本太郎、千葉直子、間形文彦、高橋克巳、植田広樹、平田真一 2011年04月 東京大学情報学環紀要 情報学研究 調査研究編No.27
  (99)「2009 年8月9日豪雨災害(兵庫県佐用水害)における住民の対応に関する調査研究」田中淳、市澤成介、宮川勇二、吉井 博明、地引泰人、宇田川真之、関谷直也、中村功、松尾一郎 2011年04月 東京大学情報学環紀要 情報学研究 調査研究編No.27
(100)「大規模災害と通信ネットワーク-東日本大震災に思う-」中村 功 CIAJ journal 51(7), 11-17, 2011-07
(101)「被災地の情報流通の実態--携帯メディアとソーシャルメディアを中心に」 中村 功 新聞研究 (723), 75-78, 2011-10 日本新聞協会
(102)「東日本大震災における津波避難-聞き取り調査から避難成否の要因を探る-」 中村 功 中森 広道日本災害情報学会 第13回研究発表大会2011年 予稿集 pp267-272
(103)「被災地住民の震災時情報行動と通信不安 − 仙台・盛岡訪問留置調査 −」 2012年3月東京大学情報学環紀要 情報学研究 調査研究編No.28橋元良明、中村功、関谷直也、小笠原盛浩、山本太郎、千葉直子、関  良明、高橋克巳
(104)「東日本大震災における首都圏住民の震災時の情報行動」 2012年3月東京大学情報学環紀要 情報学研究 調査研究編No.28関谷直也、橋元良明、中村功、小笠原盛浩、山本太郎、千葉直子、関良明、高橋克巳
(105)「Twitter 利用を中心とする震災時の情報行動と通信不安 − 関東Twitter 利用者ウェブ調査」 2012年3月東京大学情報学環紀要 情報学研究 調査研究編No.28 山本太郎、橋元良明、中村功、関谷直也、小笠原盛浩、千葉直子、関良明、高橋克巳
(106)「東日本大震災時の災害情報の伝達と住民の行動 -陸前高田・南三陸町・仙台市・名取市・山元町住民調査をもとにして-」 中村 功 中森 広道 福田充 2012年9月 災害情報研究レポート16 pp1-136
(107)「東日本大震災における津波避難-聞き取り調査から避難成否の要因を探る-」 2012年9月災害情報研究レポート16 pp137-148中村功 中森広道
(108)「極端気象に強い都市創り 社会実験(一般市民) 2011年度報告書」 中村功、干川剛史、中森広道、関谷直也 科学技術戦略推進費「気候変動に対応した新たな社会の創出に向けた社会システムの改革プログラム」
(109)「極端気象に強い都市創り 社会実験(一般市民) 2012年度報告書」」 中村功、干川剛史、中森広道、関谷直也 科学技術戦略推進費「気候変動に対応した新たな社会の創出に向けた社会システムの改革プログラム」
(110)「2005年神田川水害時における情報伝達と情報行動」 廣井修、田中淳、関谷直也、中村功 災害情報調査研究レポート7 2014年12月
(111)「極端気象に強い都市創り 社会実験(一般市民) 2014年度報告書」 中村功、干川剛史、中森広道、関谷直也 科学技術戦略推進費「気候変動に対応した新たな社会の創出に向けた社会システムの改革プログラム」
(112)防災の哲学―EU 洪水指令と日本の防災対策の背景にあるもの― 東洋大学社会学部紀要 第53−2号, 2016, pp47-61
(113)IP時代の災害と通信-熊本地震における通信の疎通状況とその背景- 東洋大学社会学部紀要 第54−2号, 2017, pp33-49
(114)熊本地震にみる災害通信の進展と課題災害情報,No15-2,2017,113-120)
(115)災害時の外国人への情報伝達消防防災の科学 No130,2017,12-17
(116)中山間地の豪雨災害における避難と情報 -2017年九州北部豪雨災害朝倉市住民調査より 災害情報,No17-2,2019,99-110
(117) 干川剛史,中村功,中森広道, 関谷直也,布村明彦,柳瀬公, 2020, 2012年につくば市で発生した竜巻災害における災害情報の伝達と住民の行動, 災害情報調査研究レポート, No.17,1-20
(118) 中村功, 藤吉洋一郎, 天野篤, 水上知之, 中森広道, 天野教義, 三島和子, 山崎智彦, 干川剛史, 谷原和憲, 2020, 「南海トラフ巨大地震」の被害想定に関する住民の意識と反応 中山間地の豪雨災害における避難, 災害情報調査研究レポート, No.17,21-50
(119) 中村功, 2020, 2014年広島市で発生した土砂災害における災害情報の伝達と住民の行動 ,災害情報調査研究レポート, No.17,51-92
(120) 中村功, 2020, 2015年関東・東北豪雨時の常総市の水害における情報の諸問題,災害情報調査研究レポート, No.17,93-100
(121) 中村功, 2020, 2016年熊本地震における災害情報の伝達と住民の行動, 災害情報調査研究レポート, No.17, 101-116
(122) 中村功, 2020, 中山間地の豪雨災害における避難と情報- 2017年九州北部豪雨災害朝倉市住民調査より, 災害情報調査研究レポート, No.17, 117-144
(123) 中村功, 森岡千穂, 2020, 2018年西日本豪雨災害時におけるダム情報の伝達と住民の行動-愛媛県肱川流域のダム情報と避難-,災害情報調査研究レポート, No.17,145-216
(124) 中村功, 中森広道, 2020, 2018年北海道胆振東部地震と災害情報,災害情報調査研究レポート, No.17,217-254
(125) 中村功, 中森広道, 保科俊, 2020, 2019年10月台風19号豪雨災害における災害情報の伝達と住民の対応,災害情報調査研究レポート, No.17, 255-352
(126) 中村功, 中森広道, 保科俊, 2020, 避難行動における「経験の逆機能」について -2019年台風19号災害をきっかけに-, 東洋大学社会学部紀要 57-1, 83-102
(127) 中村功, 2022, 2022年8月豪雨時の村上市土石流災害における避難行動, 東洋大学社会学部紀要 60巻2号,91-202, 単純集計,
(128) 中村功, 2024, 災害時の情報との向き合い方 -被災地流言とネット流言-, 『看護』2024年11月臨時増刊号pp118-123.
(129) 中村功, 2025, 2024年能登半島地震における津波避難・情報通信・流言の特徴−住民アンケート調査および関係者への聞き取り調査をもとに-, 松山大学論集「人文学部開設50周年記念特別号」

(in English)
1) Nakamura Isao, Nakamori Hiromichi, ,Mori Yasutoshi, Sekiya Naoya, Hiroi Osamu
The Debris Flow in Izumi,1997 and Dissemination of Disaster Information
Review of media, information and society Vol.5. 2000 , pp37-70
2) Fukuda Mitsuru, Nakamori Hiromichi, Nakamura Isao,, Sekiya Naoya, Hiroi Osamu
The Debris Flow in Hachimantai,1997 and Dissemination of Disaster Information
Review of media, information and society Vol.5. 2000 , pp 71-96
3) Hiroi Osamu, Nakamura Isao, Nakamori Hiromichi, Matsuo Ichiro ,Morioka Chiho, Komuro Hisako
Inhabitant's Behavior and Disaster Information Dissemination in an Urban Flood
Review of media, information and society Vol.8. 2003 , pp 87-177
4) Isao Nakamura , Maria Carmen Llasat
Policy and systems of flood risk management: a comparative study between Japan and Spain
Natural Hazards, June 2017, Volume 87, Issue 2, pp 919-943 DOI ; 10.1007/s11069-017-2802-x
4) Isao Nakamura , Chiho Morioka
Effect of Communication Regarding Dam Operation on the Evacuation of Residents: a Case Study of the 2018 Inundation of the Hijikawa River in Japan
Geosciences 2019, 9(10), 444; https://doi.org/10.3390/geosciences9100444
(日本語訳版)

学会発表
(1)「あるテレビドラマの見られ方−視聴者の「読み」と「利用と不満足」」   日本マスコミュニケーション学会 1993年春季研究発表会 1993.6. 札幌学院大学
(2)「双方向メディアとしての電話の普及要因」   情報通信学会 平成5年度大会 1993.6. 青山学院大学
(3)「若者のポケットベル利用」  日本マスコミュニケーション学会 1994年春季研究発表会 1994.6. 琉球大学
(4)「PHSは、どのように利用されているか−PHS利用調査から−」(共同発表)情報通信学会1996.6東京工業大学
(5)「若者の人間関係とポケットベル利用」日本社会心理学会 北海道大学 1996.9
(6)「移動体通信メディアが若者の人間関係および生活行動に与える影響」 日本マス・コミュニケーション学会 東京情報大学1996.10
(7) S.Mikami & I.Nakamura,"Needs and Flows of Daily-Life Information in the Hanshin-Awaji Earthquake," at the 14th World Congress of Sociology, Montreal,Canada,Jul.26 - Aug.1,1998
第14回世界社会学会議
(8)「高度ネットワーク社会の脆弱性−大阪NTT専用線事故(1998年10月28日)の社会的影響に関する調査研究」 災害情報学会 東北大学1999.10.
(9)JCO Tokai Nuclear Fuel Processing Plant Accident and Dissemination of Disaster Information「東海村臨界事故における災害情報の伝達と問題点」 第5回国際企業防災シンポジユウム サンノゼ州立大学、2000年11月
(10)「2001年芸予地震と通信メディアの問題点」 災害情報学会 関西大学 2001.11 
(11)「携帯ワンギリ」流言とインターネット 情報通信学会 東京女子大学 2002.6 

「緊急地震速報と避難行動 −白石中学校の例−」日本災害情報学会第11回研究発表大会 2009年10月24日 
「2008年中国四川大地震と携帯電話」日本災害情報学会第11回研究発表大会 2009年10月24日 
・干川剛史、中村功、中森広道、関谷直也、布村明彦、柳瀬公「2012年につくば市で発生した竜巻災害における災害情報の伝達と住民の行動」日本災害情報学会第14回研究発表大会 2012年10月 
・中村 功、天野篤、藤吉洋一郎、東方幸雄、水上知之、中森広道、天野教義、三島和子、山崎智彦、干川剛史、谷原和憲 「東日本大震災における災害情報の伝達と住民の対応-デジタル放送研究会・新潟広域避難調査および三陸沿岸調査から-」日本災害情報学会第14回研究発表大会 2012年10月
・中村功, 天野篤,藤吉洋一郎, 水上知之, 中森広道, 天野教義, 三島和子, 山崎智彦, 干川剛史, 谷原和憲「南海トラフ巨大地震」の被害想定に関する住民の意識と反応-デジタル放送研究会下田市・黒潮町調査から- 日本災害情報学会第15回研究発表大会 2013年10月 
「行政関係の情報について」日本災害情報学会「広島豪雨災害(平成26年8月豪雨災害)勉強会, 2015年10月4日
・中村功・干川剛史・中森広道・関谷直也「XバンドMPレーダ気象情報を使った社会実験―モバイル・メディアを使った実験―」 日本災害情報学会第17回研究発表大会 2015年10月 
「XバンドMPレーダ情報における 社会実験の意義と課題」 科学技術戦略推進費、「極端気象に強い都市づくり シンポジウム」一橋講堂 2015.9.28 ・中村功「熊本地震と通信の諸問題」日本災害情報学会第18回研究発表大会 2016年10月 
・中村功・中森広道, 北海道胆振東部地震におけるネット流言胆振地方および札幌市におけるアンケート調査をもとに, 2019, 日本災害情報学会第21回学会大会予稿集 pp,200-201.
・中村功・中森広道, 能登半島地震における津波避難と新通信メディアの課題-珠洲市・輪島市住民アンケート調査 をもとに -, 2024, 日本災害情報学会学会大会予稿集. 95-96.

報告書
  ・原子力安全基盤調査研究「日本人の安全観」(平成14 年度〜16 年度)報告書

・『駿河湾を資源とする地震に関する調査 調査報告書』「調査結果のまとめ」 サーベイリサーチセンター 2009年10月
・廣井 脩, 田中 淳, 関谷 直也, 中村 功)「2005年神田川水害時における情報伝達と住民行動」災害情報調査研究レポート7, 2014


・中村功・森岡千穂, 2020, 2018年西日本豪雨災害時におけるダム情報の伝達と住民の行動-愛媛県肱川流域のダム情報と避難-, 1-72


調査・その他
「携帯メール フルタイム化する若者の人間関係」新聞記事(時事通信社配信)2001.2.
「携帯メール」『AERA MOOK コミュニケーション学がわかる』2004、pp138-141
「座談会 新防災情報システムはどこまで使えるか」災害情報学会誌 『災害情報』6号 32〜57頁 2006年3月
・「関東・東北豪雨で見逃されたサイン…安全な避難が可能だった」YOMIURI ONLINE,深読みチャンネルp, 2015年09月18日
・避難を促す広報と心理 Vol.1〜Vol,8 『広報会議』 2022-2023.
 @災害情報における認知ギャップとその構造 -2022年8月豪雨災害を例に-避難を促す広報と心理 Vol.1 『広報会議』, No.166, 2022.NOV. p140. p https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/202211/evacuation-pr-psychology/024963.php
 A多メディア時代における災害情報の伝え方, 避難を促す広報と心理 Vol.2避難を促す広報と心理 Vol.2 『広報会議』,No.167, 2022. DEC. p140.p https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/202212/evacuation-pr-psychology/025245.php
 B危険を呼びかける表現方法 -恐怖の説得は有効か-避難を促す広報と心理 Vol.3 『広報会議』No168, JAN.2023, p143. p https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/202301/evacuation-pr-psychology/025443.phpf
 C警告を無視する「正常化の偏見」,避難を促す広報と心理 Vol.4  『広報会議』,No.169, 2023.FEB. p143.p https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/202302/evacuation-pr-psychology/025655.php
 D経験の逆機能と超高齢化社会への対応, 避難を促す広報と心理 Vol.5 『広報会議』, No.170, 2023.MAR, p143.p  https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/202303/evacuation-pr-psychology/025928.php
 E情報の欠如・不安心理から生じる災害のデマ・流言対策 避難を促す広報と心理 Vol.6 , 『広報会議』, No.171, 2023, APR. p143.p  https://mag.sendenkaigi.com/kouhou/202304/evacuation-pr-psychology/026118.php
 F無関心層への防災啓発、伝わる内容7つの工夫避難を促す広報と心理 Vol.7 ,『広報会議』, No.172, 2023, MAY. p143. p https://antenna.jp/articles/18139004
 G無関心層への情報伝達メディア 避難を促す広報と心理 最終回  『広報会議』, No.173, 2023,JUN. p143.p
企業における地震時のリスクコミュニケーション -あいまいな状況に備える-季刊誌『企業経営』第164号,2023, 12-15)
BCPと災害情報の利用 JFMA JOURNAL 2025 WINTER pp54-55.
・2023年7月豪雨災害 秋田市調査  集計表 
・令和6年(2024年)能登半島地震 調査  集計表(珠洲市・輪島市合計)   集計表(珠洲市)   集計表(輪島市)