14th World Congress of Sociology at MONTREAL
7月26日からカナダのモントリオールで開かれた国際社会学会議では、三上俊治先生(東洋大学)と共同で「阪神淡路大震災における生活情報へのニーズと流通の実態」について発表しました。
1.学会での発表風景
2.学会は1週間にわたり、私も5日間出席しましたが、日本の学会とはずいぶん雰囲気が異なり、勉強になりました。
その特徴としては、@発表に笑いがある(だから5日間も発表を聞き続けられる)
A雰囲気がカジュアル。背広で発表していたのは日本人だけだった。また発表中でも聴衆からちょっとした質問が気軽に出る。
B発表は仮説検証型で、要旨は1点に絞りきわめて単純な構造をもっている。そしてそれが簡単な図にまとめられ、誰でもわかるようになっていることが多い。
C発表後のやりとりは素朴な質問や建設的な意見がほとんどで、発表者の欠点をついて、やりこめようとするものがない、などがありました。
こうした発表を聞きながら自分たちの発表の修正をしたりして、忙しい5日間でした。そのかいあって、私たちの発表も評判が良かったようです。
発表原稿はこちらにあります(図は多少違っています)。また三上先生のホームページに学会出張記があるので、そちらも見てみてください。