旅の食

・トルコの食事
 トルコ料理で有名なのはシシカバブー(串焼き)やドネルケバブー(削ぎ切り)といった羊料理です(右)。それに米や炒めた野菜などの付け合わせがつきます。真ん中はピデというパンです。インドのナンに似ていて香ばしいです。左は牛肉の挽肉を焼き塩味をつけた「キヨフテ」で、トルコ風ハンバーグといったところです。トマトをよく使いますが、これはギリシャなど地中海食文化の影響でしょう。物価は日本の1/4ほどで、ワイン1本が500円以下です。

・スペインの食事
 スペイン料理といえば「パエリャ」が有名ですが、現地の人はそう頻繁には食べません。もっともおいしかったのは「マドリード風コシード」というもので、壺に煮込んだ牛肉とひよこ豆がスープとともに入っています。第一の皿はスープのみを第二の皿で肉と豆を食べるお得なメニューです。特にいけるのはスープで、濃厚で味の深いコンソメ味と言った感じでした。


・タパス料理 スペインのバールでは小皿料理がたくさんあります。写真は牛肉の煮込みとウナギの稚魚のサラダです。スペイン人の朝食は8時ころに揚げパンを食べ、11時ころ腹つなぎに菓子を食べます。そして2時頃にいったん帰宅して昼食を取り、4時頃まで昼寝をします。5時から8時まで再び働いた後に、バールで軽くワインを引っかけます。そしてようやく10時すぎから夕食をたべるのです。


・ギリシャの食事 
 牛肉のトマトソース煮とロールキャベツ(中には米が入っています)(左)、右は代表的なギリシャ料理のムサカです。上下はしっとりしたパン生地で挟まれ、中には煮込んだ挽肉が入っていて、それをオーブンで焼いています。そのほか羊肉の串焼き(スブラキ)やトマトの中に米や挽肉を入れてオーブンで焼いたものなどがあります。ギリシャ料理はフランス系とトルコ系、東西の影響を受けていて、とてもおいしいです。


・エーゲ海のシーフード 真魚鰹、鯛、小エビなどをフライパンで焼いたものとイカリングフライ。いずれも塩味で、レモンをたっぷりかけて食べます。とくにイカは美味でした。しょうゆを持参しましたが、必要ありませんでした。


・アメリカン航空国際線(ダラスーカンクン)の昼食
  ポテトチップ、クッキー、ピザの3つの袋のみ!アメリカ航空界の合理化ぶりに唖然


・キューバの食事
 キューバの主食は米です。小豆と一緒に炊くのでほとんど赤飯のように見えますが、餅米ではありません。これは結構おいしいです。メインディッシュを頼むとサラダとライスがついてくることが多いです。左は白身魚の真ん中にハムととろけるチーズが挟まれ、それをあげたものです。味は塩味でレモンをかけて食べます。とても美味。右はローストチキンです。味付けは辛くなくて、日本人好みです。ただ量は多いです。


ホテルの朝食 ゆで卵の黄身が白い!ホークの先のスクランブルエッグも白い!逆ヨード卵状態


・メキシコの食事
 炒めた野菜と肉を温かくて柔らかいトルティージャで包んで食べます。日本風に言えばタコスですが「いためもの」という名前が付いていました。美味でした。右の小さい容器に入ったチレを入れて食べます。